自分にもプラスになるように書こう!
学級通信を書くことで
子どもや保護者に喜んでもらえたり、
学級経営にプラスに働いたりします。
【学級通信の書き方】4/7 ほめよう!
【学級通信の書き方】5/7 保護者に保護者に向けて書くときは
さらに自分にとってもプラスになるようにできると
学級通信の価値が上がります。
学級通信を書くメリット4選(自分用)
①文章力がつく
②授業の記録になる
③所見の材料になる
④財産になる
これらについて見ていきましょう。
①文章力がつく
学級通信は基本的に管理職に起案して、OKだったら発行できます。
(自治体や学校によっては違いはあります。)
他者のチェックが入ることで、書き直すことがたくさん出てきます。
特に、書き慣れてない時期は毎回のように
「この書き方はダメ。」
「これだと誤解を生むから変えて。」
と、ダメ出しの連続です。
ですが、何度も見てもらうことで
自分の文章力は確実にアップします。
お見せするのは恥ずかしいのですが、
初期の学級通信と新しめの学級通信をご紹介します。
文書の質はかなり違うと思います。
セリフから始める書き方やテキストボックス、ルビをつけて読み手(子ども)への配慮があるなど、上達が見られます。
初期の頃のも字が少なくする、セリフを入れる、写真を入れる
と、当時なりに工夫はしていますが、工夫の余地はまだまだありますね😅
人に見せるのはちょっと恥ずかしいし気も進みませんが、
いろんな人に見てもらうことで
自分の文章力は確実にアップします。
できれば管理職のOKが出たら
子どもへの配付分に
学年の先生・関わりのある先生(特支学級の先生など)の分もプラスで印刷
してお渡ししてみてはいかがでしょうか。
みなさん結構読んでくれますし、
内容をほめてくれることが多いです。
学級の内容の交流にもなりますので、けっこうおすすめです😄
②授業の記録になる
学級通信に学習内容を書くこともあります。
その時、
授業中の発問や指示・盛り上がった活動
を載せると授業の記録になります。
こういった授業の記録があると、
同じ学年を担当したときに、授業のポイントがすぐに思い出せる
ようになります。
指導したことあるけど、何がポイントだったかな?
と忘れてしまいますが、
同じ学年の同じ時期の学級通信を見ることで思い出すことができます。
自分の授業のことを書いておくことで
子どもの復習と
将来の自分の復習
ができるようになります。
まさに一石二鳥ですね😎
③所見の材料になる
これは以前の記事でもご紹介しましたが、
学級通信に書いた内容が所見の材料になります。
例えば
理科「月や星」の学習をまとめたノートを紹介しています。
書いた子はがんばったかいがあり、テストで100点を取ることができました。
このがんばりは所見に書くに値するでしょう。
本人も保護者の方も納得だと思います。
個人でほめることで、
ほめられた子はうれしくなり、勉強のモチベーションがアップします。
保護者の方も嬉しい思いをされます。
書いた側は所見の材料を残すことができました。
一石三鳥ですね😎
④財産になる
作った学級通信は、自分の財産となります。
②授業の記録になる
でご紹介したように
見返した時に授業内容の振り返りができます。
それと同時に
同じ学年を担任したときにコピペできる
というメリットがあります。
例えば
この学級通信、
4年生を担任したら再利用できそうじゃないですか。
「せこっ!」
という意見も聞こえそうですが、自分の書いた文章です。
著作権とか気にせず、どんどんコピペできます♪
ちなみに
この部分は
年に3回コピペしています。
新学期になるたびにこれを載せるわけです。
注意喚起ということで、特に多いとは思いません。
こういった
コピペできる内容を作っておく
ことで次の年からの作成スピードにブーストがかかります。
まとめ
学級通信は
子どもの成長
につながるから出すのが第一だと思います。
次に
家庭への連絡
です。
ですが、
自分のため
という視点があってもいいと思います。
そこで成長できた部分や作れた時間は
巡り巡って子どものために使われます。
ぜひ、自分という視点も入れた学級通信作りを
意識して見てください。