30代・未経験・文系の僕がエンジニア転職できました。その経緯をまとめました。これからテックキャンプの受講を考えている方や30代でエンジニア転職を考えている方の参考になれば幸いです。
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僕自身について
僕は文系の大学を卒業後、
・中学校の教員(国語・数学)
・小学校教員
と学校の先生をしてきました。
人の役に立つものを作りたい・(教員の中でですが)パソコンが得意というのもあり、2020年の3月末に退職。6月半ばよりプログラミングスクール「テックキャンプ 」に通い、プログラミングを学びます。(6月からなのは、4〜5月は満席だったため)8月末には卒業し、9月から就職活動が始まりました。
就職活動での考え方
30代未経験文系ということもあり、高望みはしていませんでした。
僕はこれを料理にたとえています。
10週間、料理の専門学校に通った人がいる。
その人がいきなりレストランのシェフになれるか?
スクールの同期は
「そりゃ無理でしょww」
という反応。
僕もそう思います。
ですので、
バイトでも何でもいいから現場に入ってしまう。そうすることで、確実にスキルを付けられる。そこでスキルをつけて、バイトや契約社員から正社員になれるように努力していけばいい。
と考えていました。
ですが、いざ自分のIT就職となると考えが変わってしまうようです。割と高い条件を希望してる方が多いように感じていました。
特に前職がある方は給料の比較をしてしまうので、この傾向があります。
確かにIT業界はこれから伸びていく業界ですし、エンジニア不足が叫ばれています。ですが、不足しているのは一定以上のスキルを持ったエンジニアです。10週間だけ勉強した人がいきなり即戦力・・・とはいきません。待遇面では「最低限でいいや😃」ぐらいの気持ちで活動するのがいいのかなと思います。
就職活動の様子
苦労したか?
と聞かれたら僕は
苦労してない方。
本当に運が良かっただけ。
と答えるでしょう。
というのも、
・1ヶ月以内に内定をいただけた
・応募数8社
だからです。
かなり早い方ですし、応募数1桁は極端に少ない方だと思います。
ですので、本当に運が良かったと思います。
就活でプラスになった工夫3点
僕が就活でプラスになった工夫は3つあります。
※前回の記事と重なる内容があります。また、足りない部分の補完もしています。TECH CAMP その後④ 就活での工夫
・スクール学習中にアウトプットをしまくる
・転職サイトから応募しない
・不採用通知に質問をする
あまり周りの方がされていなかった工夫ですので、メジャーな方法ではないのかと感じています。それぞれ解説します。
スクール学習中にアウトプットをしまくる
ブログのアウトプットが就活での武器になる
ということをエンジニア(YouTuber・ブロガー)のマナブ さんが解説されています。その動画を見ていたので、ブログのアウトプットを増やそうと考えていました。
テックキャンプ でも基礎カリキュラムが終わった時点(学習開始1週間くらい)で、ブログやTwitterによるアウトプットを推奨しています。僕は
「現役受講生の記事」は、この70日間でしか書くことができない。記事を書くチャンスは今だ❗️
という思いもあり、勉強内容や過去の自分が知っていたら役に立つであろうことをほぼ毎日記事にしていきました。70日の受講期間中に66記事書くことができました。
(余談)アウトプットする人は少ない
テックキャンプ受講生が使えるSlackのチャンネルがあります。
そこで
「ブログ(Twitter)を始めました。」
と報告する人は
1〜2割
です。
その後に執筆を継続している方は
2〜3人
ぐらいです。(各期40人ほどいます。)
ですので、毎日のように更新するだけで同期内のトップのアウトプット量になります。これだけで一つの武器を作ることができます。みんながやらないからこそ価値があるのかも知れません😎
転職サイトから応募しない
転職サイトの方やスクールのCA(キャリアアドバイザー)に怒られそうですが😅
転職サイトから応募せず、その会社のHPから直接応募します。
一つの方法としてアリだと考えています。
理由は2つあります。
・会社のHPを見ることで、その会社のことをしっかりと見ることができる
・転職サイトを仲介させると紹介手数料が発生する
この紹介手数料について説明します。
転職サイトから応募して、就職が決まったとします。
すると
会社は転職サイトに紹介手数料を払う
ことになります。
会社「いい人紹介してくれてありがとう😃お礼です💰」
という感じです。
ちなみにその金額は
年収の1/3
と言われています。年収300万円の人を雇ったのだとしたら、その1/3である100万円を会社は転職サイトに支払うということになります。
同じレベルの人が2人、年収300万円の仕事に応募したとして
・転職サイト経由(紹介手数料100万円)
・直接応募(手数料0円)
自分が会社の人だったら直接応募の人を採りませんか?
採用コストを安くできるに越したことはないはずです。
ちなみに「直接応募」と検索すると、反対のサイトがズラッと表示されます。
・直接応募は時間がかかる
・いい人材はお金を出してでも採用する
などの理由が紹介されています。
ですが、そういったサイトの下の方には転職サイトの広告やリンクが掲載されています。
・・・まぁ、そういうことです😅
不採用通知に質問をする
あまり受け取りたいものではありませんが、
厳正な審査の結果、採用を見送らせていただくことになりました。
今後の貴殿のご活躍をお祈りいたします。
と不採用の通知。いわゆる「お祈りメール」ってヤツです。
僕はお祈りメールに次のような返事をしました。
株式会社〇〇
採用担当 〇〇様
応募いたしました家常です。
この度はご審査いただきありがとうございました。
結果を受け止め、また行動していきます。
もし差し支えなければ
・採用見送りの理由
・御社ではどの水準のスキルを求められているか
を教えていただけますか。
今後の自身の勉強につなげたいと考えています。
よろしくお願いします。
こんなことして大丈夫かな?
と思うかも知れません。
ですが、返事が100%ありました。(2社/2社)
もちろん全ての会社からこのようにお返事があるわけではありませんが、もしお返事をいただけたらその後の就活や勉強の方向性が定まります。会社の求めるレベルまで勉強を積んで、もう一度応募することもできます。
「自分の何がダメなんだ〜😭」
と思う場合は、不採用通知に質問を送ってみるのも一つの手です。
遠くに行くの、むしろいい!
入社することになった会社は、今住んでいる京都から遠く離れた場所です。移動は飛行機が真っ先に思い浮かぶレベルで、です。
最初は
「京都や大阪がいいな〜。」
と思い、東京には目もくれないで京都の会社に応募していました。
ところがその会社
京都は支社
遠いとこが本社
ということもあり、本社に行くことになりました。
最初は考えもしなかった本社ですが、内定をいただいた瞬間(むしろその前)から
ここがいい!
と思うようになっていました。
もちろん地元を離れる不安も多少はあります。
ですがそれ以上に
・実務経験の場に飛び込める
・友達や行きつけの店がない分、成長にコミットできる
というメリットを感じまくっていました。
これは行くしかない❕
と。
同期の方と
「やっぱり関西、できれば地元がいいなぁ。」
という会話をしてきました。
そのように考える人は多いはずです。
ですが、働ける環境に飛び込めるなら地元を離れるのも案外いい選択肢かも知れません。
エントリー先を悩んでいる方、
遠くに行ってみるのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか😃
まとめ
・高望みはしない
・行動してみる
・不採用でもプラスにつなげる
・地元を離れるのも選択肢に。成長のチャンス。
転職で悩んでいる方の参考になれば幸いです😌
お祈りメールへの質問は行動の目安ができるのでオススメ!
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遠くに行くと引っ越しや生活環境を整える手間と費用が掛かります。ですが、後は何もないので勉強がはかどります💻