教育

【教室環境の整え方】 4/4 当番でみんなが教室を整える

初めて担任した時の僕は

kaoleft

帰る前に教室の準備をしよう😄
黒板の日付を変えて、時間割りを書いて、机を整えて。
あっ、本棚の本がぐちゃぐちゃ!これも直して・・・。
あれ、なんか時間かなり経ってる😥

 

放課後の教室整備が思った以上に時間がかかる日々を送っていました。
ですが、ある工夫をするようになってから、その苦労がグンと減りました。
今回は毎日の教室整備を楽にする工夫をご紹介します。

当番活動で教室を整えよう!

タイトルにもある通り、その工夫とは

当番

です。
自分一人で教室環境を毎日整えていくのは大変です。
ですので、みんなで教室を整えていくシステムを組み込むことにしました。
1人1つの当番を担当します。(1人1役)

自分1人でやっていくのではなく、学級のみんなと一緒に居心地のいい教室を作っていくイメージを持つことが大事だと感じました。自分が楽になるだけでなく、一人では気づかなかった部分がきれいになっていきます。

自分に余裕ができ、子どもがきれいにする姿が見られるので、
子どもをほめることができる
ようになっていきました。子ども達の主体性もつきます。

ということで、僕が実際にやっていた整える系の当番をいくつかご紹介します。

教室を整える当番7選

①黒板①~⑥
②チョーク
③日付
④時間割り
⑤本棚
⑥鉛筆削り

⑦チェック当番(雑巾・掃除箱)

①黒板①~⑥

黒板①当番の子は1時間目の後に黒板をきれいにします。
黒板②当番の子は2時間目の・・・
という当番です。

学級の人数に合わせて
黒板①②当番
とすることもありました。

②チョーク

チョークの整頓と交換をする当番です。
チョークの数や置く場所は決めているので、とても簡単に整えることができます。このやり方は以前の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
【教室環境の整え方】 3/4 整える基準を作ろう

ちなみに僕はこの方法を取り入れて、
黒板のレールをほぼ触れることなく
1年間を過ごしたことがあります。
子どもが全てやってくれていました。

③日付
④時間割り

どちらも大した手間ではないはずですが、
明日の時間割りや日付を書くのが面倒でイヤでした。
時間割りのマグネットを作っても面倒でした💦

ところが、これを当番にすると
なぜか人気の当番になりました。
こういうのを貼り替えるのが楽しいのかも知れませんし、
黒板に書くのが好きな子が多いのかも知れません。

もちろん当番の仕事をやってくれたらメッチャほめます。
当番の仕事をするのもえらいのですが、単純に僕がありがたいので😊

⑤本棚

1日に1回でいいので、本を整える当番です。
本棚はうっかりすると乱れやすい場所です。
ここも普段から整うように見ていきたいですね。

当番の子のおかげで、自分が気づいてない時も整っています。

反対向きやサイズがバラバラ何でことも・・・。
本棚当番さんありがとう!前に出ている2冊は気にしないでください。

ちなみに、「先生の本」と書かれたマグネット。こういうのを貼っておくと、本を戻す場所がごちゃごちゃになりにくくなります。
「ゾロリ」「小さい本」「絵本」
などの分類分けして貼っておくと便利📖

⑥鉛筆削り

鉛筆削り当番は縁の下の力持ちです。
1日に1回、鉛筆削りの削りカスを捨てる当番です。
地味ですが、15秒ぐらいで終わる気軽な当番です。

鉛筆削り当番のおかげで、鉛筆削り器は毎日スッキリしています✎

⑦チェック当番(雑巾・掃除箱)

これは掃除の後片付けを確実にしていくための当番です。

掃除が終わったら
雑巾チェック当番は雑巾のかかっている場所を
掃除箱当番は掃除箱の中を
整えます。

雑巾がぐちゃぐちゃにかかっている💦
掃除箱を開けたらホウキの雪崩が・・・!
という心配がなくなります。

当番の子は掃除の後、最後まで見てくれるので
がんばっていることをほめるチャンスにもなります😃

まとめ~当番できれいな毎日に!~

「掃除のときにここをきれいにしましょう。」
と言うと、誰がするのかが不明確でそのまんま・・・。ということがあります。
ですので、当番という形でみんなが学級のことをやっていく仕組みを作ると、毎日がきれいに快適に過ごせるようになります。

ちなみに机を整えるのは帰る前にみんなで一斉にやります。
床に目印があるので10秒で終わります。
【教室環境の整え方】 3/4 整える基準を作ろう

よければ過去の記事も参考になさってください。
【教室環境の整え方】 1/4 掲示物のレイアウト
【教室環境の整え方】 2/4 教室のカラーコーディネート

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